第二種電気工事士ドリル
第二種電気工事士の試験ガイド
受験する人がつまずきやすい点を50本の記事で解説しています。数字・条文は一次資料で確認しています。
試験・合否
- 試験日程・2027年度の変更第二種電気工事士の2027年度上期・下期の申込期間、CBT予約期間、学科・技能試験日を公式日程表で整理。2026年度下期の技能試験日と、年度を取り違えない確認手順も紹介します。
- 学科・技能の合格率第二種電気工事士の2025年度通年・2026年度上期の学科と技能の合格率を、試験センター公表人数から計算。母集団が異なる理由と、二つの率を掛けて個人の合格確率にできない点を解説します。
- 合格発表の確認方法2026年度下期の第二種電気工事士の合格発表を、学科CBT・筆記・技能別に整理。マイページの先行掲載、ホームページでの検索、結果通知書の発送、合格後にすることを公式受験案内で確認します。
申し込み・取得の手続き
- 申し込みの手順第二種電気工事士の申込みを、マイページ作成・試験申込・支払い・CBT会場予約に分けて解説。技能から受ける学科免除者の手続き、申込完了と予約完了の違いも確認できます。
- 受験料と準備費用第二種電気工事士の2026年度受験料はネット11,100円、書面12,500円。学科免除でも同額となる点、別途の事務手数料、技能工具・材料・免状交付申請の費用を公式案内から整理します。
- 学科免除の条件と申請第二種電気工事士の学科免除は、前回・前々回の学科合格などが対象。技能に落ちた人が確認する免除情報、学校課程・電気主任技術者免状による免除、申込み時の注意を公式資料で整理します。
- 合格後の免状申請第二種電気工事士は試験合格後に住所地の都道府県へ免状交付申請が必要。試験センターとの役割の違い、書類・写真・手数料の確認方法、電子申請でも郵送が必要な例を紹介します。
勉強法・落ちたとき
- 勉強時間の決め方第二種電気工事士の勉強時間を、学科の理解度と技能の作業記録から決める方法を解説。根拠のない合格時間を目標にせず、仕事と両立しながら工具・材料の準備と見直しまで予定に入れます。
- 独学で進める方法第二種電気工事士の独学で用意するものと進め方を解説。学科教材の選び方、候補問題に対応した技能材料、完成品を自己点検する方法、外部の指導を使う判断点を整理します。
- 何から勉強するか第二種電気工事士を初めて受ける人向けに、最初にする試験日確認、学科の基礎・器具・配線図の学び方、技能準備の始めどきを解説。公式範囲を使って未学習の分野を見つけます。
- 難易度とつまずく点第二種電気工事士の難易度を学科・技能それぞれの合格基準から解説。初心者がつまずく計算・器具・施工条件、技能の自己点検を整理し、合格率だけでは分からない準備の違いを示します。
- 過去問の使い方第二種電気工事士の公表過去問と標準解答は電気技術者試験センターで確認できます。年度・上期下期・午前午後の取り違え防止、解答番号だけを覚えない復習、CBT・技能での使い分けを解説します。
- 計算問題を捨てるか第二種電気工事士の計算を全部捨てる前に、基礎式・単位・配線設計へのつながりを確認。公式の合格基準と出題範囲をもとに、残り時間が少ない人の復習順と本番の解く順番を整理します。
- 当日と持ち物第二種電気工事士の当日に必要な持ち物をCBT・筆記・技能別に整理。本人確認書類、受験票、筆記用具、時計、技能の指定工具、禁止される物を2026年度下期受験案内で確認します。
- 技能の候補問題2026年度第二種電気工事士の技能候補問題はNo.1〜No.13。公式公表日、当日の施工条件との違い、出題予想に頼らない練習記録の作り方を解説。候補図や市販解説の転載は行いません。
- 技能の欠陥判定第二種電気工事士の技能試験は欠陥のない作品が合格。公式の欠陥基準と2026年3月のポイント資料を使い、施工条件・誤結線・電線損傷・圧着・器具結線を確認する順番を解説します。
- 技能の時間が足りない第二種電気工事士技能試験は2026年度候補問題で40分予定。時間が足りない人向けに、工程別の計測、やり直し原因の記録、部分練習、最後の点検と受験番号札まで含めた練習を解説します。
- 技能に落ちたとき第二種電気工事士の技能試験が不合格だった人向けに、欠陥箇所が分からないときの記録整理、公式基準との照合、学科免除の確認と再申込み、次回の部分練習の決め方を説明します。
科目別の覚え方
- 基礎理論と計算公式第二種電気工事士の基礎理論を、電圧・電流・抵抗の関係、直列と並列、電力・電力量、導体抵抗に分けて整理。公式だけを暗記せず、使える条件と単位を確認する解き方を紹介します。
- 配電理論・配線設計第二種電気工事士の配電方式、電線の許容電流、幹線・分岐回路、過電流保護・地絡保護を整理。単相2線式と3線式の読み分け、電圧降下と電力損失を学ぶ際の確認点を解説します。
- 器具・材料・工具の覚え方第二種電気工事士の器具・材料・工具を、写真と名称だけで終わらせず用途・使い方で覚える方法を紹介。接続・切断・被覆処理・保護の分類と、学科の知識を技能の道具選びへつなげます。
- 施工方法の整理第二種電気工事士の施工方法を、工事場所・工事方法・電線と器具・接続と接地の組合せで整理。数値だけの暗記を避け、学科の技術基準と技能の施工条件を区別して学ぶ方法を説明します。
- 検査方法と測定器第二種電気工事士の検査方法を、目視点検、導通試験、絶縁抵抗測定、接地抵抗測定に分けて整理。測定器の名前だけでなく測る対象と目的、問題で確認する条件を説明します。
- 配線図・複線図の読み方第二種電気工事士の配線図を、共通事項・図記号・電源・負荷・スイッチ・接続点の順で読む方法を解説。学科の配線図問題と技能の複線図をつなぎ、丸暗記による誤結線を防ぐ確認点を示します。
- 法令の覚え方第二種電気工事士の法令を、電気工事士法・電気設備の技術基準・電気用品安全法に分けて整理。免状交付と試験合格の違い、作業時の義務、数字と例外を覚える手順を現行法令と公式範囲で確認します。
- 低圧・高圧の境界低圧の上限は直流750V、交流600Vです。高圧の上限はどちらも7,000V。「600V以下」とだけ覚えると直流の設問で取り違えます。電圧の種別と、接地工事を分ける300Vの境界を区別しましょう。
- 絶縁抵抗の基準値絶縁抵抗の下限は、使用電圧300V以下なら対地電圧で分け、300Vを超えれば0.4MΩです。200Vという数字だけで0.2MΩと決めないのが要点。電圧の測り方と「以上」の向きを確認します。
- D種・C種の接地抵抗機械器具の金属製外箱等は、低圧で使用電圧300V以下ならD種、300V超ならC種が基本です。接地抵抗はD種100Ω以下、C種10Ω以下。500Ω以下へ緩和できる条件と、接地そのものの省略は別に覚えます。
- 外箱の接地を省略できる条件機械器具の外箱の接地は、「乾燥している」「漏電遮断器がある」だけで一律に省略できません。解釈第29条第2項では電圧・場所・器具の構造・遮断器の性能などを組み合わせています。よく混同する条件を限定して整理します。
- 電線接続の原則電線の接続では、電気抵抗を増やさず、絶縁性能を落とさず、通常使用で断線しないことが原則です。「つながって導通すればよい」と考えると施工方法の設問を誤ります。省令第7条の三つの観点から整理しましょう。
- 金属管内の接続と端口処理金属管内には電線の接続点を設けません。また、管端では電線被覆を傷つけないためブッシングを使用します。「管の接続」と「管内の電線の接続」を分けると、施工方法と材料の問題を整理できます。
- PF管・CD管の違いPF管とCD管は、曲がる樹脂管だから同じ場所に使える、とは覚えません。CD管は直接コンクリートに埋め込むか、専用の不燃性・自消性のある難燃性の管やダクトに収める施設方法が定められています。
- ケーブルの支持点間距離低圧屋内のケーブル工事で、造営材の下面・側面に沿って取り付ける場合、支持点間距離はケーブル2m以下が基本です。6m以下にできるのは接触防護措置を施した場所で垂直に取り付ける場合。キャブタイヤケーブルの1m以下とも区別します。
- 20A分岐回路の電線と器具20Aの分岐回路は、保護するものが配線用遮断器か、それ以外かで電線・コンセントの条件が違います。「20Aなら同じ」と暗記せず、解釈第149条の表の行を読み分けます。
- 電動機を含む幹線の許容電流電動機等の定格電流合計が他の負荷より大きい幹線では、電動機等が50A以下なら1.25倍、50A超なら1.1倍して他の負荷分を加えます。倍率を掛けるのは負荷全体ではありません。条件分けから式を作りましょう。
- 単相3線式の中性線断線単相3線式の中性線が切れると、100V負荷が二つ直列となり、抵抗の比で電圧が分かれる場合があります。「どちらも100Vのまま」とは限りません。断線後のつながりを描き直すことが解答の出発点です。
- 電圧降下と往復の抵抗単相2線式の電圧降下は、行きと帰りの電線の抵抗を合計して計算します。片道のこう長から計算するなら往復分を考えますが、すでに往復の抵抗が与えられていれば、さらに2倍しません。
- Y結線・Δ結線の関係平衡三相回路のY結線は、線間電圧が相電圧の√3倍で、線電流と相電流は同じです。Δ結線はその関係が電流側に移ります。まず線と相がどこの値かを図に書き込みましょう。
- 力率と進相コンデンサ遅れ力率の負荷には、進相コンデンサを並列に接続して無効電流を補います。同じ有効電力・同じ電圧なら電源からの電流を減らせますが、負荷そのものの仕事が自動的に減るわけではありません。
- 電動機の回転方向と速度三相誘導電動機の回転方向は、電源3線のうち任意の2線の接続を入れ替えると反転します。回転速度の計算は、周波数・極数で決まる同期速度と、実際の回転子速度を分けて考えます。
- クランプの負荷電流と漏れ電流負荷電流は測りたい電線1本、漏れ電流は対応するリーククランプで回路の電線を一括して挟むのが基本です。ケーブルを挟めば何でも同じ電流が出るわけではありません。何の電流を測るかと、挟む範囲を対応させます。
- 絶縁抵抗計の直流出力絶縁抵抗計が絶縁測定のために出す電圧は直流です。交流回路を検査するから出力も交流、とはなりません。回路の使用電圧、測定器の出力電圧、判定する抵抗値を分けて読みましょう。
- PSEマークの2種類ひし形PSEは特定電気用品、丸形PSEは特定電気用品以外の電気用品に対応します。丸形だから規制対象外という意味ではありません。製造・輸入事業者の義務と、試験合格や電気工事士免状を混同せず整理します。
- 軽微な工事の範囲「軽微な工事」は、小さい工事や短時間の工事という意味ではありません。電気工事士法施行令第1条に列挙された工事です。コードのプラグ接続と、建物の固定配線を扱う作業を同じものと考えないようにしましょう。
- リングスリーブの大きさと刻印リングスリーブの呼び「小」と、圧着後に残す刻印「小」は別に確認します。小スリーブでも電線の組合せにより刻印は○または小です。太さ・本数からスリーブとダイスを順に選ぶ習慣を付けましょう。
- 差込形コネクタの心線確認差込形コネクタは、先端側では心線が見え、差込口側では心線が露出しない仕上がりを確認します。同じ「心線が見える」でも見る位置で判断が逆です。器具の指定するむき長さを使い、真横から点検しましょう。
- ランプレセプタクルの極性ランプレセプタクルは、施工条件で指定された接地側を受金ねじ部につながる端子へ結線します。電球が点く回路でも、極性や色別の指定違反は別に確認されます。端子の位置の丸暗記から、器具のつながりを読む練習へ進みましょう。
- 3路スイッチの0端子3路スイッチは、共通の0端子が1端子か3端子へ切り替わる器具です。2か所から照明を操作する基本回路では、二つの0端子をそれぞれ電源側と照明側へ使い、残る端子間を渡り線で結びます。
- 引掛シーリングの露出基準引掛シーリングは、差込口の心線露出1mm以上と、台座下端の絶縁被覆露出5mm以上を別に確認します。測る場所と見ているものが違います。数字だけを覚えず、器具のどこを見ているかを言葉にしましょう。
- 技能寸法と50%の境界技能の寸法は配線図の指定に合わせて作り、器具がある部分では中心からの寸法を読みます。欠陥判断基準の「50%以下」は切断目標でも、自由に半分まで短くしてよいという意味でもありません。完成寸法と加工寸法を分けましょう。
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