第二種電気工事士のD種・C種接地
100Ω・10Ωと500Ωの条件
先に答え
外箱の接地は300V以下がD種
機械器具の金属製外箱等。低圧での基本
| D種 | C種 | |
|---|---|---|
| 使用電圧 | 300V以下 | 300V超 |
| 原則の接地抵抗 | 100Ω以下 | 10Ω以下 |
地絡時に0.5秒以内に自動遮断する装置を施設するときは500Ω以下に緩和できます。接地省略とは別です。
電気設備の技術基準の解釈第17条・第29条 ↓01 外箱の種別と抵抗値を対応させる
外箱の種別と抵抗値を対応させる
| 対象となる外箱等の使用電圧 | 基本の接地工事 | 原則の接地抵抗 |
|---|---|---|
| 低圧・300V以下 | D種 | 100Ω以下 |
| 低圧・300V超 | C種 | 10Ω以下 |
外箱等の種別は解釈第29条、接地工事の抵抗値は第17条に規定されています。問われているものが機器の外箱か、変圧器の電路か、電線管かを最初に確かめます。この表をすべての接地対象へ一律に当てはめないでください。
02 500Ωへ緩和されるのは遮断時間の条件付き
500Ωへ緩和されるのは遮断時間の条件付き
C種・D種とも、低圧電路に地絡が生じた際、0.5秒以内にその電路を自動遮断する装置を施設するときは、接地抵抗値を500Ω以下とできます。単に「漏電遮断器あり」とだけ書かれている場合には、動作時間などの条件を確かめる必要があります。
500Ω以下にできることは、接地線を付けなくてよいという意味ではありません。抵抗値の緩和を問う設問と、外箱の接地を省略できる設問を切り分けましょう。
03 答案で確認する順番
答案で確認する順番
- 接地する対象を特定する。外箱以外なら対応する規定を確認する。
- 低圧の外箱なら使用電圧300Vの境界からD種・C種を選ぶ。
- 地絡時に0.5秒以内に自動遮断する条件の有無を見る。
- 接地抵抗は「以下」として数値と単位を照合する。
出典:経済産業省:電気設備の技術基準の解釈(令和7年11月20日改正)(第17条第3・4項、第29条第1項)。2026-11-07確認。
よくある質問
D種は低圧なら全部同じですか?
外箱等では使用電圧300V以下が基本です。300Vを超える低圧の外箱等はC種が基本となります。
500Ω以下なら接地は不要ですか?
不要にはなりません。抵抗値の緩和と接地省略は別の規定です。
出典と確認日
数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07
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