第二種電気工事士ドリル

第⁠二⁠種電気工事士の接地省略条件

乾燥場所・二重絶縁・漏電遮断器

更新日: 出典・確認日 ↓

先に答え

接地省略は乾燥や遮断器だけで決めない

機械器具の金属製外箱等の代表的な省略条件

交流直流
乾燥した場所に施設する機器対地電圧150V以下使用電圧300V以下

小規模発電設備である燃料電池発電設備は、この省略規定の対象から除かれます。ほかにも構造・場所・遮断器の性能等の条件があり、金属管等へは流用しません。

電気設備の技術基準の解釈第29条第2項 ↓

01 乾燥場所で使う電圧は対地電圧か使用電圧か

乾燥場所で使う電圧は対地電圧か使用電圧か

第⁠2⁠9⁠条⁠第⁠2⁠項⁠第⁠1⁠号は、交流では対地電圧150V以下、直流では使用電圧300V以下の機械器具を乾燥した場所に施設する場合です。交流の「使用電圧150V以下」と読み替えないようにします。

同項第2号には、低圧用機械器具を乾燥した木製の床などの絶縁性のものの上で取り扱うように施設する場合があります。単に床材の名前を見るのではなく、乾燥状態と絶縁性という条件も読み取ってください。

02 二重絶縁と漏電遮断器は別の選択肢

二重絶縁と漏電遮断器は別の選択肢

代表的な省略条件読み落とせない限定
二重絶縁構造電気用品安全法の適用を受ける機械器具
漏電遮断器によるもの水気のある場所以外・低圧用機器・電安法適用の電流動作型・15mA以下・0.1秒以下

漏電遮断器による条件は第5号です。「⁠高⁠感⁠度⁠形⁠な⁠ら⁠よ⁠い⁠」などの大まかな言い換えでは判断できません。感度電流と動作時間、施設場所をセットで確認します。

03 外箱の規定を金属管に流用しない

外箱の規定を金属管に流用しない

ここで扱うのは機械器具の金属製外箱等の規定です。金属管やボックスには、それぞれの工事方法の条項に接地と例外が規定されています。また第⁠2⁠9⁠条⁠第⁠2⁠項の冒頭では、小規模発電設備である燃料電池発電設備を除いています。

試験の復習では、選択肢を「対象・電圧・場所・保護装置」の欄へ書き分け、欠けた条件に印を付ける方法が役立ちます。この記事で示した条件以外にも同項の各号があるので、全体の確認には条文を使ってください。

出⁠典:経済産業省:電気設備の技術基準の解釈(令和7年11月20日改正)(第⁠2⁠9⁠条⁠第⁠2⁠項第1〜5号(代表条件。全号の一覧ではありません))。2026-11-07確認。

よくある質問

漏電遮断器があればD種接地を省略できますか?

それだけでは判断できません。第⁠2⁠9⁠条⁠第⁠2⁠項⁠第⁠5⁠号では、水気のある場所以外であることなどに加え、15mA以下・0.1秒以下の電流動作型等の条件があります。

出典と確認日

数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07

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