第二種電気工事士ドリル

第⁠二⁠種電気工事士の計算公式

オームの法則・合成抵抗の整理

更新日: 出典・確認日 ↓

先に答え

オームの法則はV=I×Rを使う

抵抗に対する電圧・電流・抵抗の基本関係

電流はI=V÷Rで抵抗はR=V÷Iです。求める量と単位を確かめ直列・並列のつながりから式を選びます。

学科試験の出題範囲・基礎理論の解説 ↓
この記事で確認すること

01 オームの法則は単位と一緒に覚える

オームの法則は単位と一緒に覚える

求める量抵抗に対する関係式単位
電圧V=I×RV(⁠ボ⁠ル⁠ト⁠)
電流I=V÷RA(⁠ア⁠ン⁠ペ⁠ア⁠)
抵抗R=V÷IΩ(⁠オ⁠ー⁠ム⁠)

同じ文字Vを、電圧を表す記号と単位のボルトに使うため、式と単位のどちらを書いているか区別します。まず求める量を書き、既知の値がどの部分の電圧・電流なのかを図で照合してください。交流回路でコイルやコンデンサを含む場合は、抵抗だけの関係をそのまま当てはめないようにします。

出⁠典:学科試験の出題範囲・基礎理論の解説(⁠基⁠礎⁠理⁠論⁠の⁠科⁠目⁠解⁠説⁠)。2026-11-07確認。

02 直列と並列は「足す対象」が違う

直列と並列は「⁠足⁠す⁠対⁠象⁠」が違う

接続共通になる量合成抵抗
直列流れる電流R=R1+R2+…
並列両端の電圧1/R=1/R1+1/R2+…

抵抗二つの並列ならR=R1×R2÷(⁠R⁠1⁠+⁠R⁠2⁠)と書けます。直列では合成抵抗が各抵抗より大きくなり、正の抵抗の並列では合成抵抗が最小の抵抗より小さくなるので、計算後の検算に使えます。

見た目が横並びか縦並びかで決めず、どの端子同士が同じ線につながっているかを追います。複合回路は、直列か並列かが確定する部分から置き換えると整理できます。

03 電力と電力量を混同しない

電力と電力量を混同しない

抵抗負荷の電力はP=V×Iで、オームの法則を使えばP=I²×R、P=V²÷Rと表せます。交流の負荷一般へ無条件に広げず、問題で抵抗負荷か、力率の条件があるかを確認してください。

電力の単位はW、電力量は電力と時間の積です。電力をkW、時間をhで扱えば電力量はkWhになります。式が合っていても、WとkW、時間と分を混ぜると答えが変わるため、代入前にそろえましょう。

04 導体抵抗は長さ・断面積・材質を見る

導体抵抗は長さ・断面積・材質を見る

導体抵抗はR=ρL/Aです。ρは抵抗率、Lは長さ、Aは断面積です。同材質・同温度など同じ抵抗率として比べられる条件なら、長いほど抵抗は大きく、断面積が大きいほど小さくなります。直径と断面積を取り違えず、単位もそろえます。

復習では、式を選ぶ→代入する→計算する→大きさと単位を確かめる、のどこで誤ったか残してください。式を増やす前に、この流れを自分の言葉で説明できるか確認しましょう。

出⁠典:学科試験の出題範囲・基礎理論の解説(導体の抵抗値の解説。掲載例題の問題文・数値は転載していません)。2026-11-07確認。

よくある質問

公式だけ丸暗記すれば解けますか?

使える条件の判断が必要です。直列・並列、抵抗負荷か交流一般か、図のどの部分の値かを確認してから式を選びます。

並列の合成抵抗が大きくなりました。合っていますか?

正の抵抗を並列につなぐ場合、合成抵抗は最小の抵抗より小さくなります。接続の読み違い、分数計算、逆数に戻す処理を見直してください。

出典と確認日

数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07

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