第二種電気工事士の検査方法
導通・絶縁・接地を区別する
先に答え
検査は測る目的から測定器を選ぶ
導通は接続のつながりを確認します。絶縁抵抗は絶縁状態を確認し接地抵抗は接地の状態を確認するため別々に整理します。
学科試験の出題範囲・検査方法の解説 ↓この記事で確認すること
01 検査の目的を分ける
検査の目的を分ける
| 検査・測定 | 確認することの整理 |
|---|---|
| 点検 | 配線や器具等が適正に施工されているかを確認 |
| 導通試験 | 必要な接続がつながっているかを確認 |
| 絶縁抵抗測定 | 電線相互や電線と大地等の絶縁状態を確認 |
| 接地抵抗測定 | 接地の状態を抵抗として確認 |
| 試験用器具の使用 | 目的に合う器具・測定方法を選ぶ |
この整理は学科の理解のためのものです。現場での測定手順を省略した作業指示ではありません。対象回路の状態や安全上の措置を含めて、適切な方法を学ぶ必要があります。
02 回路計・絶縁抵抗計・接地抵抗計を混同しない
回路計・絶縁抵抗計・接地抵抗計を混同しない
測定器は外観を見て名前を答えるだけでなく、何を測る物かを対応させます。回路計の機能、絶縁抵抗計を使う対象、接地抵抗計を使う目的を分け、似た単位が出ても同じ検査だと判断しないようにしてください。
問題の図では、測定端子がどことどこに接続されているかを追います。器具の名称を正しく覚えていても、つなぐ位置を読み違えると、何の状態を調べているかが変わります。
03 基準値は測定対象と条件をそろえる
基準値は測定対象と条件をそろえる
絶縁抵抗や接地抵抗の基準を学ぶときは、回路の電圧や接地工事の区分などの条件を一緒に書きます。数値だけを暗記して、どの条件の下限・上限か分からなくならないようにしましょう。
- 何を測る問いかを読む。
- 図や文章から対象の回路・設備の条件を抜き出す。
- 適用する基準と、値の大小の向きを確認する。
- 測定器と接続方法が目的に合うかを確かめる。
抵抗なら小さい方が常によい、とはまとめられません。絶縁の状態を見る抵抗と、接地の状態を見る抵抗では何を評価するかが違うため、目的へ戻って考えます。
04 学科の測定知識と技能の使用制限を分ける
学科の測定知識と技能の使用制限を分ける
学科では測定器の性能や使用方法が範囲に含まれますが、技能試験ではテスタ等の計測器の使用は禁止されています。練習でも通電確認だけを頼りにせず、図・条件・接続の目視確認や保持状態の点検を身に付けてください。
よくある質問
絶縁抵抗と接地抵抗は同じものですか?
違います。絶縁抵抗は絶縁状態、接地抵抗は接地の状態を確認するために扱います。測定対象と適用する基準を分けて学びます。
技能試験にテスタを使えますか?
公式ポイント資料ではテスタ等の計測器の使用は禁止されています。学科で学ぶ測定器を、そのまま技能の持込工具と考えないでください。
出典と確認日
数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07
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