第二種電気工事士の金属管工事
管内接続禁止とブッシングの役割
先に答え
金属管内に電線の接続点は設けない
管同士の接続は禁止ではありません。管端には電線被覆を保護するブッシングを使います。
電気設備の技術基準の解釈第159条 ↓01 接続してよい対象を区別する
接続してよい対象を区別する
解釈第159条第1項は、金属管工事の電線に絶縁電線を用い、金属管内に電線の接続点を設けないことを定めています。電線同士の接続に必要なボックスと、電線を保護して通す管の役割を分けて覚えましょう。
一方、管同士や管とボックスなどは接続します。その接続は堅ろうであり、電気的にも完全であることが必要です。「接続禁止」という言葉だけを拾って、管の継手まで禁止と誤読しないようにします。
02 端口の保護と接地は役割が異なる
端口の保護と接地は役割が異なる
管端のブッシングは、被覆が管の端に触れて傷つくことを防ぐためのものです。管の端口と内面も、電線被覆を損傷しない滑らかな状態が求められます。
接地は、異常時の電位上昇などに備えるものです。ブッシングが付いていることを理由に接地不要と判断したり、接地があるから端口処理は不要と判断したりしないでください。
03 写真・名称問題では使う場所まで説明する
写真・名称問題では使う場所まで説明する
- カップリング:管同士の接続に使う。
- ボックスコネクタ:管とボックスの接続に使う。
- ブッシング:管端で電線被覆を保護する。
学科の材料問題を復習するときは、写真の外形だけでなく「どことどこに使うか」を一文で答えます。技能用のねじなし部品では、止めねじなど部品固有の施工も必要なので、一般の管接続と同じ見た目だけで判断しないようにします。
出典:経済産業省:電気設備の技術基準の解釈(令和7年11月20日改正)(第159条第1〜3項)。2026-11-07確認。
よくある質問
金属管内でコネクタ接続できますか?
金属管工事の管内には電線の接続点を設けません。接続器の種類だけで管内接続が許されるわけではありません。
出典と確認日
数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07
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