第二種電気工事士の絶縁抵抗計
出力は直流、測定電圧の選び方
先に答え
絶縁抵抗計の測定用出力は直流
交流電路を測る場合も出力は直流です。定格測定電圧は回路や接続機器に適したものを選びます。
試験センター:検査方法の出題範囲・解説 ↓01 回路の交流・直流と試験電圧は別の話
回路の交流・直流と試験電圧は別の話
絶縁抵抗測定は、被測定物に直流電圧を加え、流れる電流から絶縁抵抗を測るものです。交流電路を測定対象とする場合でも、絶縁抵抗計の出力が交流になるわけではありません。
複合測定器に交流電圧を測る機能があっても、それは絶縁測定の出力とは別機能です。「電圧計として交流を測れる」という説明と「絶縁測定で交流を出す」という説明を混同しないようにします。
02 測定電圧は高ければよいわけではない
測定電圧は高ければよいわけではない
電子機器などが接続された回路では、測定電圧によって機器を損傷させるおそれがあります。対象の回路・機器に適した定格測定電圧を選ぶ必要があります。一定の電圧をすべての回路へ一律に使うと覚えないでください。
測定前には計器の電池状態や測定コードを確認し、停電確認、機器の切離し、測定後の放電等は機器と計器の手順に従います。学科で出力の種類を覚えることと、実際に安全に測定できることは別です。
03 VとMΩを別の欄で整理する
VとMΩを別の欄で整理する
| 項目 | 何を示すか |
|---|---|
| 電路の使用電圧 | 普段その回路に使用する電圧 |
| 定格測定電圧 | 絶縁測定のため計器が加える試験電圧 |
| 絶縁抵抗の基準値 | 電路の条件に応じて必要な抵抗の下限 |
測定電圧の数字をそのまま絶縁抵抗の合否基準にしないようにします。基準値の選択は、使用電圧・対地電圧から省令第58条の区分を確認します。
出典:試験センター:検査方法の出題範囲・解説(絶縁抵抗計の出力と電子機器の測定電圧に関する解説)。2026-11-07確認。
よくある質問
交流100V回路を測るなら、絶縁抵抗計の出力も交流100Vですか?
いいえ。絶縁測定の出力は直流で、定格測定電圧は回路や接続機器に適したものを選びます。
出典と確認日
数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07
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