第二種電気工事士の技能欠陥判定
完成後に確認する順番
先に答え
技能は作品を完成させ欠陥を残さない
- 配線図・施工条件と作品全体を照合する。
- 接続の種類ごとに公式の欠陥基準と見比べる。
- 傷・露出・保持状態を該当する基準と実物で確認する。
回路が合っていることや見た目だけで合否を判断しません。
技能試験に係る欠陥の判断基準等について ↓この記事で確認すること
01 まず作品全体と施工条件を照合する
まず作品全体と施工条件を照合する
- 未施工の器具・接続・取付けが残っていないかを見る。
- 器具の配置・電線の種類・接続方法が、問題の指定と一致するかを確認する。
- 電源から負荷まで接続を追い、誤結線がないか確認する。
- 電線の色別と器具の極性を施工条件に照らす。
電気的に同じ動作になると思っても、接続方法や色別などの施工条件と違えば問題になります。条件を読まず、練習で覚えた形だけで作っていないかを最初に見直してください。
02 接続部分は種類を分けて見る
接続部分は種類を分けて見る
| 確認する部分 | 見ること |
|---|---|
| リングスリーブ | 選定・圧着マーク・心線の入り方・露出・被覆のかみ込み |
| 差込形コネクタ | 心線が先端まで入っているか、不要な露出がないか |
| ねじ締め端子 | 心線が保持され、被覆を締め付けていないか |
| ねじなし端子 | 挿入と保持、心線や被覆の露出状態 |
| 管・ボックス・取付枠 | 部品の位置、固定、取り付け忘れ |
この表は点検の入口です。寸法の境界や器具ごとの例外を省略しているため、合否の判定表として単独で使わないでください。該当する項目の原文と写真を公式資料で照合します。
03 傷や露出を一律の基準にしない
傷や露出を一律の基準にしない
ケーブル外装・絶縁被覆・心線の損傷は、同じ「傷」でも確認の仕方が異なります。露出についてもリングスリーブ、端子台、引掛シーリング等で基準が違います。「何mmなら全部よい」とひとまとめにしないことが大切です。
練習では作品を解体する前に、基準のどの項目を確認したか残します。写真は形状の記録になりますが、引張りで外れるか等は実物での確認が必要です。判定が曖昧な部分を、見た目だけで合格と決めないようにしましょう。
04 許容の限界を狙って施工しない
許容の限界を狙って施工しない
試験の欠陥基準は試験環境等を考慮した合否の基準です。公式ポイント資料は、実際の現場ではより厳密な施工が求められると説明しています。練習では境界ぎりぎりへ合わせるより、器具のストリップゲージなど適切な施工寸法を使い、傷や露出を出さず確実に保持する作業を身に付けましょう。
よくある質問
欠陥が一つでもあれば不合格ですか?
公式資料では欠陥のない作品が合格とされています。完成していても欠陥が残る状態は合格条件を満たしません。
完成品の写真を見れば合否が分かりますか?
写真だけでは接続の保持や見えない部分を確認できません。公式基準で実物を点検し、写真だけで合否を断定しないようにしてください。
出典と確認日
数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07
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