電験三種「電力」の勉強法
発電から配電まで設備と計算をつなぐ
先に答え
電力は設備の流れに役割と計算を置く
電験三種の電力は、電気をつくる・ためる・電圧を変える・送る・配る流れに、設備と計算を置くと整理できます。
この記事で確認すること
01 公式の範囲を設備の流れに置く
公式の範囲を設備の流れに置く
受験案内7頁では、発電所、蓄電所、変電所の設計・運転、送電線路・配電線路(屋内配線を含む)の設計・運用、電気材料が範囲です。電力の時間は90分で、解答数はA問題14題、B問題3題です。
| まとまり | 整理する視点 |
|---|---|
| 発電 | エネルギーを電気へ変える過程と設備 |
| 蓄電 | 電気を蓄え、必要時に供給する役割 |
| 変電 | 電圧の変換と開閉・保護の役割 |
| 送電・配電 | 必要な電力を送るための線路と運用 |
| 電気材料 | 導電・絶縁などの性質と用途 |
02 設備は「なかったら何が困るか」で覚える
設備は「なかったら何が困るか」で覚える
水力発電なら、水を導く設備、水車、発電機を順につなぎ、各設備がエネルギーの流れのどこにあるか説明します。岩手県企業局の資料では、取水口から水圧鉄管、水車、発電機へ至る流れを写真で確認できます。
送配電や変電も、名前を答えるだけでなく、通常時に何をし、異常時に何を守るかを分けて整理します。機器の写真を見るときも、端子や接続先を意識して、回路図と対応させてください。
03 計算は電圧・電流・電力の対応をそろえる
計算は電圧・電流・電力の対応をそろえる
計算に入る前に、どの区間の電圧と電流か、入力と出力のどちらか、単相か三相かを図に記入します。電力と電力量も区別し、時間を掛ける必要があるかを判断します。
抵抗による損失などを扱うときは、理論で学ぶ電流と抵抗の関係へ戻ります。力率が含まれる場合は、実効値、有効電力、皮相電力の区別を確認してください。交流の整理を理解してから設備の式へつなぐと、係数だけを覚える状態を避けられます。
04 直前は文章と計算の穴を別々に点検する
直前は文章と計算の穴を別々に点検する
- 発電・蓄電・変電・送配電の各まとまりに未着手の部分がないか確認する。
- 設備の原理や運用を、図なしで短く説明する。
- 計算は条件を書き、単位と入力・出力を確認して解き直す。
- 公式の公表問題で、文章と計算のどちらに復習が必要か記録する。
この記事は出題頻度の集計ではないため、掲載していない分野が出ないとは判断しないでください。発電の比較は水力・火力の整理、機器の損失は変圧器へ進みます。
よくある質問
電力は暗記だけで対策できますか?
設備の原理や運用に加え、計算の準備も必要です。公式範囲を設備の流れで整理し、計算では理論の基礎とつなげます。
電力に屋内配線も含まれますか?
公式受験案内は、配電線路に屋内配線を含むとしています。送電だけに範囲を狭めないようにします。
出典と確認日
数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07
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